所定の年齢に達したとき、期間や金額などの納付状況に応じて支給される年金です。
一般的に「年金」と言われたときに多くの方が思い浮かべるのは、この老齢年金でしょう。
障害年金と同じように、老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金(共済年金)に分かれています。
原則的な支給開始年齢は65歳ですが、条件によって、60歳や75歳からの支給開始となります。
かつては免除期間を含み25年以上の納付期間が必要でしたが、現在は10年以上であることが受給要件となっています。
納付期間が10年に満たない場合は、20歳~60歳の強制加入期間を終えたあとでも任意加入で保険料を納付することが可能です。
- 小西 一航
- さがみ社会保険労務士法人
代表社員 - 社会保険労務士・精神保健福祉士