精神障害者保健福祉手帳2級を持っています。障害年金2級をもらうことできますか?
精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳・療育手帳)の等級と障害年金の等級は同じではありません。
精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳・療育手帳)と障害年金は制度も審査機関も異なるため、障害者手帳が2級だからといって、自動的に障害年金2級になるということはありません。
また、障害者手帳を持っていても、必ず障害年金を受給できるとも限りません。
しかし、診断書は共通する項目も多く、障害者手帳が2級であれば、障害年金も2級以上で認定される可能性はあります。
ただし、障害年金には、その他にも要件があります。
初回が非常に重要な障害年金の申請にあたっては、事前の準備が非常に重要です。
障害者手帳取得時と同じ感覚で障害年金をしてしまわないようご注意ください。
なお、障害年金の前に障害者手帳をお考えなのであれば、そのときの診断書の写しを必ず取っておいてください。
あとから障害年金を申請することになった場合、主治医が症状をどう考えているかなど、診断書依頼をする前に知ることができる重要な資料となります。
- 小西 一航
- さがみ社会保険労務士法人
代表社員 - 社会保険労務士・精神保健福祉士