電話相談をしたいのですが、事前に準備しておくものはありますか?
もくじ
ご相談内容によりますが、病歴や年金記録のメモをご用意いただけると助かります
ご相談の内容によって、ご準備いただきたいものは少し変わりますが、基本的にお伺いするのは初診日や通院歴、年金の加入記録になります。事前にメモをご用意いただくとスムーズです。
ただ、受給を考えてのお問い合わせであるなら、問い合わせ準備のために時間をかけてしまうのは望ましくありません。その分、受給の開始が遅れてしまう可能性があるからです。
すぐお手元にご用意いただけるもの、すぐ思い出せるものだけご準備いただければ十分ですので、お気軽にご相談ください。
お電話が苦手な方は、スピード無料診断もご利用いただけます。
事前にご自身で簡単にチェックしたい場合は、「早わかり!精神障害での障害年金チェックフロー」もご利用ください。
基本情報
お名前
再度お電話いただいたときに、前回のお問い合わせ内容から継続してご相談いただけるよう、お名前をお伺いしています。
生年月日
受給できるかの判断に必要です。
病歴について
今までに診断された病名
病名によっては障害年金の対象外になることがあるため、確認させていただいております。
ただ、現在の病名が対象外でも、特に精神障害は診断名が変わることがありますので、まずはご相談ください。
初診日
はっきり日付を思い出せなくても、平成26年5月ごろ、3年前くらい、8年以上前といった形でかまいません。
転院の有無
精神科系以外でも、現在通院中の医療機関の他にメンタルの不調により、診察を受けたことがある場合はお知らせください。
初診日の年金制度と納付状況
初診日に厚生年金や共済年金に加入していたか、国民年金保険料の支払いはどの程度されていたか確認します。
納付要件について詳しく知りたい場合は「障害年金受給に重要な年金の納付要件」をご覧ください。
現在の主治医について
障害年金の受給に協力してくれそうか、なんとなくで構いませんので医師への印象があれば教えてください。
医師や医療機関によっては、障害年金の診断書は絶対に書かないというような場合もありますのでお伺いしています。
医療機関名や医師名をお知らせいただければ、当社でやりとりした経験からその傾向をお答えできることもあります。
生活状況について
就労状況
初診日、認定日、現在の就労状況についてお伺いします。
フルタイム勤務、パートタイム、休職中、休みがちだったなど覚えていればお知らせください。
また、障害者雇用ではなくても合理的配慮を受けていたなどもありましたら教えてください。
同居者
ご家族以外でも、ご友人などサポートしてくれる方がいたら教えてください。
障害年金の受給額について知りたい場合は、配偶者の有無、配偶者の年収、18歳未満のお子さん、障害をお持ちの20歳未満のお子さんがいるかどうかも確認させていただきます。
障害者手帳の有無
ある程度ではありますが、障害者手帳の等級が障害年金の等級の参考になります。
日常生活能力について
台所仕事や、入浴頻度、掃除、洗濯がどの程度できるか。周囲のサポートをどのくらい必要としているかについてお伺いします。
障害手当金・生活保護について
受給中であればお知らせください。
- 小西 一航
- さがみ社会保険労務士法人
代表社員 - 社会保険労務士・精神保健福祉士