障害年金請求の手続きを自力で行っていますが、何度も年金事務所に行くのがしんどいです。
障害年金請求書を郵送で提出することはできないのでしょうか。
一切認められないわけではありませんが、おすすめできません。
当社を含め、年金請求書を郵送している社労士事務所はありますが、一般の方にはお勧めしません。
年金事務所宛に送付する郵送受付の仕組み自体はありますが、年金事務所では預かりをするたけです。
実際には、日本年金機構本部の障害年金センターとの直接のやり取りとなり、最寄りの年金事務所や市区町村役場は関与しません。
書類不備等で返戻があった際にも、同封の書類には専門用語が多く、慣れていない方が対応することは難しいでしょう。
また、提出した書類の内容によっては、一度きりの認定日請求のチャンスを逃してしまったり、今後の受給権が認められなくなってしまうこともあります。
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とはいえ、何度も年金事務所や市区町村役場に足を運ぶのは、障害を抱える方にとって負担であることは明らかです。
外出が難しい場合には、遠隔サポートを行っている社労士にご相談いただくことをおすすめします。
なお、市区町村役場によっては、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、書類の受け取りなどの一部手続きを郵送で行うことを勧めているところもあります。
逆に、窓口以外では一切の手続きを認めていないという市区町村もありますので、お住まいの市区町村役場のWEBサイトなどでご確認ください。
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- 小西 一航
- さがみ社会保険労務士法人
代表社員 - 社会保険労務士・精神保健福祉士