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公開日:2024/03/21
  最終更新日:2024/03/21

WEB担当と140字の制約

WEB担当と140字の制約

140字はなんの数字?

最近、140字とにらめっこしているWEB担当です。

140字。一体何の数字だと思いますか?
これはTwitter(現X)の文字数の上限です。

さがみ社会保険労務士法人では、営業日の17:00頃にブログや障害年金に関する記事を紹介するため、Twitterを更新しています。
その際、記事へのリンク、ハッシュタグ、記事の紹介文などすべてを全角換算で140字に収めなければなりません。
これはTwitterの仕様で、それ以上の文字数を送信する場合には、別途契約が必要となります。

140字との戦い1「リンク」

このブログを書きながら試してみたところ、記事へのリンクに12字消費するようです。
「え? そんなに短いの?」と疑問に思われるかもしれません。
例えば今ご覧いただいているこの記事へのリンクだと、「https://www.sagami-nenkin.com/blog/240321/」で、とても全角12字に収まるように見えないですよね。
実際にこのリンクは、半角で42字、全角21字分あります。
実はTwitterにはリンクを短い文字数に変換する短縮URLの機能があります。
これにより、長いリンクのURLも12字になってくれるわけです。

140字との戦い2「ハッシュタグ」

さて、とりあえずこれで使える残りの文字数は128字になりました。
次はハッシュタグです。
ハッシュタグはたとえば「#障害年金」のように#の記号をつけることで、同じく「#障害年金」とつけた記事をクリックひとつで探せる機能です。
また、Twitter内での検索以外にも、この記事の内容がどういったものなのか、分かりやすくする役割も果たしてくれます。
現在の仕様では、乱用するのではなく最大3つ程度が望ましいと言われているので、記事をよくよく読んで、内容に関連しそうな語かつハッシュタグとして機能していそうな語を選びます。

「ハッシュタグとして機能していそう」というのは、以下の対極の2パターンです。
①そのハッシュタグを利用している人が多い → 関連記事を探してる人も多いかも?
②そのハッシュタグを利用している人がほとんどいない → 当社の関連ツイートを一覧で見るのに便利かも?

さて、そんなことを考えながら、3つのハッシュタグを選びます。
例えばうつ病での不服申立て事例だったら、「#障害年金」「#うつ病」「#障害年金不服申立て事例」といった感じです。
ちなみにハッシュタグ同士の間は半角スペースを入れなければいけません。
この例だと、リンクとの改行を含めて21字消費しました。残り107字……。

140字との戦い3「定型文」

次はタイトルや定型文です。紹介する記事によっては決まったキーワードを使用しています。
ブログだったら「ブログを更新しました! 今回の担当は◯◯オフィス所属の◯◯◯(役職や資格名)、◯◯(名前)です。」ですし、受給事例不服申立て事例だと

【◯◯(病名)での障害年金】
結果:▲▲▲▲→△△△△

といった感じです。
先程の例のまま、うつ病での不服申し立て事例だとしましょう。
すると

【うつ病での障害年金】
結果:不支給→障害基礎年金2級

となります。
今度は改行含めて一気に27字消費しました。残り、80字です。

140字との戦い4「本文」

ここまで設定して、ようやく本文です。
残り80字にできる限り情報を詰めなければなりません。
事例だったら、どういった経緯だったのか/どんな対応をしたのか/事例としての特徴はなにか・・・といったことです。

「ご自身での申請をされましたが認定日後の就労を理由に不支給となったと思われる方からのご依頼でした。就労に制限があることを申し立て、無事、受給となりました。」(76字)

とりあえず書いてみましたが、事例としての特徴が入っていません。

「認定日後の就労を理由に不支給となったと思われる事例は、当社では何度もお引き受けし、処分変更となっています。就労に制限があることを申し立て、無事、受給となりました。」(82字)

今度は超えました……。

「認定日後の就労により不支給となったと思われる事例は、当社では何度もお引き受けし、処分変更となっています。就労に制限があることを申し立て、無事、受給となりました。」(80字)

さらにこねて、、、入りました!
「何度もお引き受けし・・・」という文に「よくある事例なので、ぜひ同様のケースに該当する方は当社にご相談ください」という気持ちを込めています。

こんな感じで、いつも140字と戦っているわけです。

これからの戦い

なぜ唐突にこんなブログを書き始めたかというと、恐ろしいものを見てしまったからです。

ブログ記事などに「これは今後解説が必要だな」と思われる用語が出てきたら、「用語集管理シート」にメモするようにしているのですが、つい先日新たに追加された用語がありました。
それは、「障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて」(44字)です。
用語集のテンプレートは以下のようになっています。

【#障害年金用語集】用語(よみかた)
本文
▼詳しく読む
リンク
#ハッシュタグ

これを、先程の用語に当てはめてみましょう。

【#障害年金用語集】障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて(しょうがいねんきんのしょしんびをあきらかにすることができるしょるいをそえることができないばあいのとりあつかいについて)
本文
▼詳しく読む
リンク
#障害年金 #初診日

なんと、139文字です!!!
この用語が記事化されるのがいつかは分かりませんが、もうすでに頭を抱えています。
もし、この用語の投稿を見かけたら、「あ、あのときの」と思っていただけたら嬉しいです。

WEB担当 キセ
キセ
さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属
WEB担当

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