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公開日:2023/12/21
  最終更新日:2023/12/21

負荷試験

負荷試験

横浜オフィスの鈴木です。

先日、子供の牛乳アレルギーの負荷試験に行ってきました。
コロナ禍で、緊急度の低い治療が制限されていたので、実に4年ぶりです。

負荷試験というのは、食物経口負荷試験といい、簡単に言うと、アレルギーを引き起こす食品を医師の管理のもと「食べてみる」検査です。
実際、食べてみてどれくらいの量であれば安全に食べられるのか診断してもらいます。
量が決まったら毎日ひたすら食べ続けるのが治療となります。
この試験は必ず医師のもとで行います。個人で行うことは、場合によっては命の危険を伴いますので、絶対にやめてください

子供の場合、牛乳0.0001mlからスタートしました。
ちなみに0.0001mlってどうやって測ると思いますか?
まず、100mlの水の中に0.1mlの牛乳を入れてかき混ぜます。(0.1mlは注射器で吸い取ります)
次に、別の注射器でこの牛乳水を0.1ml吸い取り、新しい100mlの水に入れれば牛乳0.0001mlになります。
別の注射器を使うのは、注射器に付着した微量の牛乳でも影響が大きいからです。

その後、年1回ペースで負荷試験を行い、少しずつ量を増やし、コロナ前にはようやく2mlまで飲めるようになっていました。
コロナ禍にもコツコツと2mlずつ飲ませ続けたところ、今回、苦節8年にして10mlまでOKになりました。
まだ大した量ではないのですが、ここまでくるとアナフィラキシーショックを起こす可能性は格段に減るとのことでした。

依然、エピペンを携帯するよう指示されていますが、「お守り代わり」くらいの位置づけになったようです。
幼児期にはうっかり誤食させてしまい、アナフィラキシーで夜間救急にお世話になったこともありますので、だいぶ気が楽になりました。
いつかは本人が主体で対応できるようになったらといいなと思っています。

鈴木
鈴木
さがみ社会保険労務士法人
 横浜オフィス所属
社会保険労務士有資格者

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