写真撮影の悩み
ちょうどよく涼しい日が続き、しばらくこのままの気温でいてほしいWEB担当です!
ブログの記事なに書こうかなあなんて考えていたところ、翌週木曜日のブログを担当する加賀さんから早めに記事をもらいました。
そして、気になる文章を見つけたのです。
詳しくは実際の記事を読んでいただくとして、概要はこんな感じです。
「食べ物の写真がうまく撮れない。明るくしても美味しそうに見えない。」
そうなんですよね。普通にスマートフォンで写真を撮影すると、食べ物はなんか暗い感じ、風景も見た雰囲気から離れてしまいがちです。
そのため実は、当社のブログ写真はWEB担当が「たぶん実際に見たときはこんなだっただろう」という感じに加工しています。
今回は、WEB担当がどんな加工をしているのか、そしてスマートフォンなどで撮影するときにしている工夫をお話しようと思います。
食べ物の場合
食べ物を撮影したときに美味しく見えないのは、明るさのバランスもあるといえばあるのですが、大きく影響してるのはだいたい「青さ」です。
自然光も時間帯によってはけっこう青いですし、室内の光も昼白色のライトはかなり青いです。逆に電球色だとオレンジ色になりますね。
ちょうど、加賀さんのブログ写真が青かったのを覚えていたので、引っ張り出してきて、加工前と加工後を比較してみました。
いかがでしょう?
青みがかっていた部分を赤に寄せて、いちばん暗い部分はあまりいじらないまま、中間色を明るくしました。
だいぶ美味しそうになったのではないでしょうか。
食べ物はたいてい、こうやって赤を足して、明るくすれば解決します。
ちなみに撮影の段階で「色温度」というのを赤に寄せて撮ったりすると、だいぶ変わってくると思います。
さて、そんなわけで食べ物にはそんなに困らないのですが、私を悩ませるのは……「自然」です。
自然の場合
どうして自然という大雑把なくくりなのかというと、だいたい原因が「植物」と「太陽光」という組み合わせだからです。
ブログ写真でわかりやすいものがなかったので、今度は以前に行った公園の写真を引っ張り出してきました。こちらはスマートフォンで撮影しています。
元の写真の印象がだいぶ黒いですよね。実際に目で見た雰囲気と全然違います。
暗い部分の明るさを上げてみたのが右の写真です。
「影!」って印象の写真からはだいぶマシになったんじゃないかと思います。
ただ、どうにも写真から「白さ」を感じてしまうんですよね。
その印象を修正するために、鮮やかさを上げてみましたが、自然な感じにならず……なかなか難しいところです。
こんな感じで、太陽の光はとても強く、その分影もきつくなるので、自然の写真はよくWEB担当を悩ませます。
人間の目で見るともっと明るさの差が少ないんですが、写真に収めるとこんな感じで影が目立ったり、明るいところが白く飛んでしまったりすることはよくあります。
明るい場所でスマートフォンやデジカメ撮影をする場合は、画面で見て暗くすぎず明るすぎもしない位置をタップしてから撮影すると、マシになることが多いです。
自分がどうしてそんなことしたのか、本当に謎なんですが、たまたまその3種類が比較できる写真を撮っていたので並べてみましょう。
こちらもスマートフォン撮影です。
左の写真は暗めの部分を基本値として撮影したものです。右側の木が黒すぎて潰れている感じですね。
右の写真は明るい部分を基本値として撮影したものです。空がほぼ真っ白です。
中央の写真は、ちょっと暗めの部分に寄ってるかもとは思いますが、空も植物もしっかり写っており、だいぶ見やすいんじゃないかと思います。
それでもなお右側の木の影がかなり強かったりはするので、この写真にも手を加えることになります。けれど、両端の写真を加工するのに比べたら、手間はだいぶマシです。
先程の中央の写真を色々調整して、最終的に左のような結果となりました。
このほうが、人間の目で見た感じに近く、だいぶ落ち着いたのではないでしょうか。
そんなわけで、WEB担当は今日も葉っぱの影を見つめながら、ウンウン唸っているかもしれません。
- キセ
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - WEB担当