最近、原因不明のくしゃみ……というか、鼻のムズムズが気になっていられるWEB担当です。
毎年だいたい春と秋。花粉症という単語が脳裏を掠めますが、雨の日も起こるので、今年もまた謎のままです。
ところで、ピタゴラ装置というものをご存知ですか?
NHKで放送されていた『ピタゴラスイッチ』という番組内で登場する、カラクリ装置のことです。
日常生活で使用するような物品で構成され、それぞれが絶妙な調整により連鎖し動くので、とても面白いです。
さて、先日私は数時間遅延してきた社内チャットの通知をスマートフォンで受け取り、「なんてこった。これはすぐ対応しよう」と、いつもより早く仕事を始めました。
こういうときは、業務の終了時間も早められるので、仕事を終えたら散歩にでもなんて考えていました。
そして、昼。私はカップラーメンを食べようと、部屋にある電気ケトルでお湯を沸かし、カップの中に注ぎました。
ところが、どうやら古くなってきた電気ケトルの蓋が、きちんとしまっていなかったようなのです。
ケトルを傾けている間に、じゃぱっと熱湯が私の手にかかりかけました。
「わぁ!?」
とっさに手を引く私。弾き飛ばされるカップラーメン。こぼれるスープ。
……そして、そのスープはよりにもよって、棚の裏に隠してある延長コードにかかってしまいました。
電源プラグが刺さっている部分です。
普段はケースに収納していたの起こり得ないのですが、先日、ちょっとした配線の変更を行い、蓋を閉め忘れていました。
ひとまず火傷は免れたので、感電を防ぐため慌てて延長コードの元の方を引っこ抜きます。
ガックリ来ながらスープを拭いていた私は、はたと気づきました。
「この電源プラグ、ノートパソコンのやつじゃないか?」と。
濡れてしまった以上、安全のため、拭いたあとも完全に乾くまで、少し抜いたままにしておくべきだと思っていたところです。
昼休みに充電するつもりだった、ノートパソコンの充電残量はだいぶ減っています。
(コードを繋いだままにしていると、引っ掛けて転ぶので、繋ぎっぱなしにはあまりしません)
「………………」
こうして私は、安心して電源プラグを使えるまでの長い昼休憩の時間を手に入れ、お散歩の時間を失いました。
日常のちょっとしたところに、ピタゴラ装置は潜んでいます。
しかし、この装置は、コード収納ケースの蓋さえしておけば最後まで動作しなかったのです。
「あとでやろう」のクセが招いた、おっちょこちょいの連鎖。
このクセを改めねばな、としみじみする今日このごろでした。
- キセ
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - WEB担当