横浜オフィスの黒川です。
令和4年1月1日より「眼の障害」の認定基準が緩和されました。
大きく変わったのは2点です。
- 視力障害の認定基準
- 視野障害の認定基準
- 「ゴールドマン型視野計」と限定されていた視野計ですが、幅広く普及している「自動視野計」も加えられました。
そして、自動視野計に基づき認定基準が創設されました。 - 症状で限定されていた視野狭窄について、測定数値を基準とする認定基準に変わりました。
これにより、様々な症状での認定がされるようになります。
両方の視力の和から、視力の良い方の眼の視力に変更されました。
詳細は下記をご覧ください、
令和4年1月1日から「眼の障害」の認定基準を一部改正します
また、この認定基準改正に伴う額改定請求は、令和4年1月1日以降いつでも行なえます。
詳しくは下記をご覧ください。
「眼の障害」の認定基準の改正による額改定請求のご案内
眼の認定基準の流れから、視覚障害者の方の安全に欠かせない点字ブロックについての話です。
写真は年金事務所の入り口です。〇は止まれ、線は進めです。
考案者は日本人ということをご存知でしたか?
駅のホームや横断歩道、階段等日本のみならず、世界あちこちに見受けられます。
1967年、岡山県の三宅精一が、白杖をつく人が横断歩道でない所と歩行するのを見て、危険を感じました。
失明した友人に足の感覚などの話を聞きながら発明しました。
この展示ブロックのおかげで、視覚障碍者の方が街へ出て、歩きやすくなりました。
何気なく過ごす中で点字ブロックはあたり前にありました。
三宅さんが、視覚障害者の歩行を見て感じたことが世界的な発明となり、視野障害者の方の世界を広げました。
日々の生活の中で、ふとした気づきで、人のお役に立てることがあることがわかります。
- 黒川
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス マネージャー- 社会保険労務士・社会福祉士・両立支援コーディネーター