湘南平塚オフィスの加賀です。
先日テレビで「やさしい日本語」というものを目にしました。
「やさしい日本語」とは…
普通の日本語よりも簡単で、外国の方にもわかりやすい日本語のことです。
また、外国の方だけでなく、小さな子どもや高齢者、障害を持った方にとっても、わかりやすい表現は重要です。
考え出されたきっかけは1995年1月の阪神・淡路大震災。日本語が十分理解できないために災害に関する情報を受け取れず、被害を受けた方もいた…と。
愛知県のホームページに手引きがのっていたので見てみました。
から一部抜粋すると、
- できるだけ余分な情報をカットする
- 伝えたいことを前に持ってくる
- 一文中で、一つの情報提供に留める
- 一文を短くする
- 難しい言葉を易しい言葉に置き換える
例えば…
『時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素名愛団地自治会の運営につきましては格別のご協力、ご助言をいただき厚くお礼申し上げます。
さて、下記要領により役員会を5月10日(日)開催致します。ご多忙中誠に恐縮ですが、万障お繰り合わせの上ご出席くださいますようお願い申し上げます。』
をやさしい日本語にすると、
『名愛団地自治会からのお知らせです。
5月10日(日)に、役員会があります。
役員の人は、◯時に△△に来てください。
よろしくお願いします。』
になる、と。
分かりやすさはもちろんですが、見た目の印象で「読もう」という気になるかどうかが大きく違います。
前職の先輩が、届いたメールを開いた瞬間「…読む気がしない」といって後回しにしていたのを思い出しました。
大人歴が長くなると、ビジネスっぽい・なんかサマになる・硬くて大事な文章っぽい表現をしてしまいがちです。
今一度、読もう!という気になり、読んだら分かりやすい文章を心掛けたいです。
- 加賀
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス所属 - 年金アドバイザー