横浜オフィスの黒川です。
とある施設でドッグセラピーの体験をさせていただきました。
入所者の方(全員車いす)が中庭に集まって、シュー君(ラブラドール・レトリバーのオス)とのキャッチボールが始まりました。入所者が1人1人順番にボールを投げて、シュー君がそれをキャッチします。体操のリハビリ以外は、あまり体を動かさない入居者の方も、できるだけボールを遠くに飛ばそうと力をいれておりました。
ボールを持とうと指を握ったり開いたりする動作や、ひじを動かす効果もあります。また、シュー君の愛らしい姿に笑顔を増えます。
同所で行われているドッグセラピーはAAA(動物介在活動)と呼ばれているもので、動物と触れ合うことで情緒的な安定を目指すというもの。犬の姿を見て、触れて日光浴をし、施設での生活の大きな楽しみの一つとなっています。
シューは生後6ヵ月からドッグスクールに通い、いかなる状況でも人間の指示に正確に従う訓練を取り入れていて、数々の競技に出場し、チャンピオンとなるほど優秀です。私がいる間、一度も吠えることはありませんでした。
施設長は、「ドッグセラピーは血圧を安定させたり、関節などの拘縮予防や機能訓練の効果もある」とおっしゃっておりました。
私自身、シュー君を撫で、目をあわせることで疲れていた気持ちが落ち着きました。
施設内は撮影禁止のため、ラブラドールレトリバーの写真はイメージです。
一人で暮らす高齢の母に、おもちゃですが、6種類の動きと吠える犬をプレゼントしたところ、思いのほか喜んでくれました。
一生懸命話かけ(話しかけると吠えます)可愛がっていますので、認知予防の効果にもつながるようです。
- 黒川
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス マネージャー- 社会保険労務士・社会福祉士・両立支援コーディネーター