湘南平塚オフィスの加賀です。
今年の3月に「年金アドバイザー3級」の試験を受け、無事に合格しました。
年金アドバイザー試験では…
年金制度の概要、支給要件、請求手続き、年金額の計算が出題されます。
障害年金だけでなく年金制度全般について学ぶことができましたので、今まで以上にお客様のお役に立てるよう知識を活かしてまいります。
私は、公式テキストの文章が高尚すぎて何度読んでも何が書いてあるのか理解できなかったので、授業動画付きの通信講座を利用しました。
もともと文章を読むのが得意でないため、日本語を簡易な日本語に変換し、要約してくれる誰かが必要でした。
決して手頃な金額ではなかったのですが、私は通信講座を利用しなければ合格できなかったと思います。
さて、今回は、年金の知識ではないのですが、通信講座で教わったことを1つご紹介します。
試験では年金額の計算が出題されるのですが、厚生年金の金額はこれまでの厚生年金加入月数をもとに計算します。
例えば…
問.A男さんは、昭和58年6月~平成15年2月までC株式会社に所属し、厚生年金に加入していました。年金額はいくらになりますか?
※実際の問題とは異なります。
まず、昭和58年から平成15年が何年間なのかを数え間違えて、金額の計算どころではないのです(私の場合です)。
何度、西暦に統一して!と思ったことか…。
『年号をまたぐと経過年数を数えるのが大変!!』
そんなときは以下のように換算すると計算ミスによる失点を防げる!と先生が教えてくれました。
・平成〇年+63=昭和〇年
・令和〇年+93=昭和〇年
これを使えば、
昭和58年~昭和78年になるので単純に引き算ができるようになると。
少し考えれば分かることかも知れませんが、私はこれを教わった瞬間確かに目の前がパァっと開けた感覚があったのです。
まぁ、日常生活で使える場面はなさそうですが…少なくとも年金アドバイザー試験に臨むときには最強のお供になってくれます。
- 加賀
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス所属 - 年金アドバイザー