最近、「待てば0円」系のマンガのお気に入りが100を超えたWEB担当です。
各社と契約している総合的なマンガサイトのほかにも、出版社が運営しているアプリなどもあり、無料で読めるマンガは膨大な数があります。
しかし、こういうサービスって、1日に2話以上読もうと思ったら、動画広告が入ったりしますよね。
ほかにも、TwitterやYoutubeも有料サービスに入っていない限り、強制的に広告が出てくるようになりました。
長いと約1分くらい取られたりする動画広告。実は私、これらの広告がそこまで嫌いではありません。
もちろん、有害なサイトへ誘導するような広告には辟易していますが……。
有名企業の広告であれば、単純に最近の流行(配色とかレイアウト)を想像することかできますし、サービスそのものに興味がないものでも複数の広告に「謎の偏り」を見つけたら、ちょっと好奇心というのでしょうか、そんな感じのものが湧いてきます。
例えば、すごく簡単なゲームなのに、すべて不正解だけを選んでいる広告を見たことはないでしょうか。
あれは見ている人をイライラさせて、①自分でも簡単にできそう ②クリアしてイライラを解消したい という気持ちを呼び起こさせ、ゲームをダウンロードさせる戦略なのだそうです。
あまりにもよく見かけるので、とても気になってきてしまい「なにか名称がついているのかも」と思って調べてみたのですが、残念ながら特定の呼び方はないようです。
仕方ないので勝手に「貸してみろ効果」と呼んでおきます。
ほかには、同時期にやたら同じパズルゲームを見かけたことはないでしょうか。以前だと3つのアイテムを重ねてひとつにするものだとか、ピースを回転させて1本道を作り、水源から下流に水を流すものなんかがありました。今だとネジを外していくパズルをやたら見ます。
このように似たデザインのゲームが大量にあるとき、果たして元祖アプリはどれなのか、気になったりしませんか。
まあ、さっと調べてみた限りさっぱり分かりませんでしたけど……。
そういえば、毎回なぜか追い詰められている王様を見かけませんか。
果たしていったい彼が何をしたというのでしょうか。
様々な手段で王様を追い詰めることができる存在は、一体なんなのか……。気になります。
これは答え合わせをせずに、見かけるたびに色んな想像をしています。
普段閲覧しているコンテンツの好みがある程度反映されてるとはいえ、広告は自分の意志で選択して見るものではありません。つまり、勝手に一方的に与えられる情報なのです。
それらは、自分の興味や知識の範囲外から、情報を得るチャンスでもあります。
私の場合、以前はテレビ広告がその役割を担っていたのですが、まったくテレビを見なくなってしまったため、今はウェブ広告が意図しない情報の流入経路になっています。
結局のところ量産ゲームや胡散臭い通販サイトの広告ばかりですが、「この広告はどういう意図で作られたのか」「どうしてこんな広告になったのか」なんてことを想像しながら眺めていると案外楽しいです。
(ちなみに、犬や猫の動画を見ていると、普通にマトモそうな可愛い犬猫グッズが出てくるので、そっちはちょっと商品自体に心惹かれたりもします。)
広告に興味を惹かれる要素がないときは広告待ちの60秒をストレッチや目の休息の時間に当てられます。
あまり好かれることのない動画広告ですが、視点を変えてみるとストレスを感じずに流せるのではないかと思っています。
あ、でも、あの小さすぎる✕は許せません。
- キセ
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - WEB担当