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公開日:2020/12/17
  最終更新日:2021/03/31

大は小を兼ねない?

コンビニと居酒屋

平塚事務所の加賀です。

お昼休みにたまーに行くコンビニがあるのですが、数週間前から店員さんが
「いらっしゃいませ、いつもありがとうございます。」
と言ってくれるようになりました。
(毎回同じ時間帯に行くので、いつも同じ店員さんが対応してくださいます。)

そして、先日ついに「お疲れ様です。」も追加されました。

私は制服やスーツを着ているわけではなく、外見から仕事中とは分からないと思います。なぜ「お疲れ様です。」と言ってくれるのか分かりません。もしかしたら「言われて嫌な気はしないだろうしとりあえず言っとけ」という精神なのかも知れませんが、素直に嬉しいです。
まんまとそのコンビニに行く頻度が上がっています。

では、“言われて嫌な気がしない言葉”を使うと無条件で相手の満足につながるのか?

数年前に焼肉店に行ったときのこと。
飲み物のおかわりを頼んだところ、ものの10秒ほどで持ってきてくれました。
「大っっ変お待たせしました。」と。

ここで私はなぜかモヤモヤしてしまいました。
とりあえず毎回そう言っとけば「遅い」と怒られることはないだろう、というような思いが透けて見えるというか…。
人によっては「こんなに早いのに!謙虚で好感が持てる!」と思ってもおかしくないのですが、私の心が狭いからか、本当に待たせた時には何て言うんだろうと思ってしまいました。

どちらも丁寧な応対に変わりはないのに、なぜ印象が180°違ったのか。
店員さんの表情?声色?そのときの私の気分?

答えは自分でもよく分からないのですが、丁寧を重ねすぎるとかえって薄っぺらくなってしまうこともあるんだと学びました。
相手や状況に応じたちょうどいい厚さの丁寧を目指したいです。

年金アドバイザー 加賀
加賀
さがみ社会保険労務士法人
 横浜オフィス所属
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