公開日：2020/10/30
　最終更新日：2024/07/24

入力しやすい病歴・就労状況等申立書

2021/11/15　ご要望を受け、ファイルに続紙を追加しました。

ＷＥＢ担当です。本日は当社でご用意した、病歴・就労状況等申立書をご案内します。

日本年金機構で公開中の病歴・就労状況等申立書

2020/10/28現在、障害年金を申請する際に必ず必要な「病歴・就労状況等申立書」は、日本年金機構の以下のページでエクセル版が公開されています。
日本年金機構「病歴・就労状況等申立書を提出するとき」

しかし、私がMicrosoft365のエクセルで試してみたところ、一部が正しく動作しませんでした。
印刷範囲の設定もおかしいようで、文字が潰れてしまっています。

精神障害を抱えている方が、この問題を修正しながら入力するのはかなり億劫だと思います。

そこで、ダウンロードしたファイルをベースに、問題なく印刷できるよう当社で改変をしました。
下記にリンクを張っておきますので、よろしければご利用ください。

リンクを右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」を選択し、好きなところに保存してください。
名前を変更する必要はありません

インターネット上からダウンロードしてきたエクセルファイルは、上記のような警告が出ることがあります。
「編集を有効にする」をクリックすると、入力が可能となります。

以下には、日本年金機構のバージョンと違う点や、入力のポイントをご紹介します。

どんな状況であっても必ず入力する項目については、未入力だと色がつくようになっています。
年月日については、２０００年　春頃月　　日といった記入が認められることがあるため、日は必須としていません。

総ページ数、傷病名、発病日（年月）、初診日（年月）

現住所、氏名、電話番号

変更の必要がない説明文の欄などを間違って変更してしまわないよう、シートに保護をかけています。
入力の必要がない箇所は、選択できません。

エクセルが少し分かる方は、メニューの「校閲」から「シート保護の解除」で保護を解除できます。

日本年金機構のものだと、必要のない箇所で元号の選択をしてしまった場合、選択では元に戻せませんでしたが、最初に入っていた文字「元号を選んでください」を選択肢に加えておきましたので、そちらを選択していただければ元に戻せます。

改変版を作ろうと思ったそもそものきっかけが、こちらの「チェックマークが選択できない」問題でした。
選択リストの順番を入れ替えることで、表示されるように修正してあります。
選択肢が出てこなくて困っていた方は、こちらの改変版を試してみてください。

申立日の欄にはファイルを開いた日の日付が自動で入力されるようになっています。
日付を変えたい場合は、Today()を消して直接「令和◯年◯月◯日」と入力してください。

びっしりとマス目になっていた、エクセルのセルの線を非表示にしてあります。
線がチラチラして気になっていた方は、入力しやすくなったのではないかと思います。

エクセルの仕様上、シートが異なっていると、両面印刷ができません。
これは、日本年金機構版も同じです。

両面印刷をする場合は、一度、PDFでエクスポートしてから、両面印刷を行ってください。

「エクスポート」から、[PDF/XPS]の作成を選び、[オプション]をクリック、発行対象を「ブック全体」にして、ページ指定をすると、必要な範囲を出力することが可能です。
画像は、続紙が必要なく、表・裏シートのみ出力する場合の例です。

もちろん、PDFですべて出力してから、PDFを印刷するときにページ数を指定する形でも大丈夫です。

以上が、かんたんな使い方になります。
大変な「病歴・就労状況等申立書」の準備が少しでも楽になれば幸いです。