こんにちは。WEB担当です。
今回は、「日常生活能力の判定」の(4)通院と服薬(要・不要)にもある、服薬の話を、自分の体験を元に書きました。
ポイントだけ気にして、あとはブログとして軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。
今回はWEB担当の困りごととしてまとめましたが、服薬を忘れる、食事が摂れないため服薬できないといったことがあれば、精神の障害用の診断書にある「日常生活能力の判定」の(4)通院と服薬(要・不要)は少なくとも服薬が「できる」にはなりません。
ご自身の場合はどうかな? と確認も含めて読んでいただいてもいいかもしれません。
服薬のタイミング
当社は精神障害専門の障害年金代行の事務所ですから、このブログをご覧になっているという方の多くは、ご自身または身近な方が定期的な服薬をしているのではないかと想像します。
さて、みなさんは服薬のタイミングをしっかり把握できていますか?
厚生労働省と日本薬剤師会が公開している「知っておきたい薬の知識」という資料では、服薬のタイミングは以下のように書かれています。
- 食前
- 胃の中に食べ物が入っていないとき(食事の1時間~30分前)
- 食後
- 胃の中に食べ物が入っているとき(食事の後30分以内)
- 食間
- 食事と食事の間(食事の2時間後が目安)
- 食事中に服用することではありません
- 就寝前
- 就寝30分くらい前
- 頓服
- 発作時や症状のひどいとき
服薬の困りごととポイント
以前のブログでも少し書いたのですが、私は一生服薬を必要とする持病があります。
定期的に1週間で以下の薬を飲まなければいけません。
- 朝/昼/夕の毎食前
- 朝/昼/夕の毎食後
- 土曜日の朝/夕 食後
- 月曜日の夕食後
さらに追加で頓服が3種類と、一定の季節だけですが寝る前のアレルギーの薬を飲んでいることがあります。
そして、色々困っていることがあります。
①すぐ忘れる
食後の薬と食前の薬があるということは、例えばお昼休みだと、お昼休憩のちょっと前から「あ、そろそろ食事だな。薬飲まなきゃ」と考えて食前薬を飲み、「お昼お昼」と言って食事をし、食事を終えたら「食べ終わったから薬飲まなきゃ」と1時間くらい食事と薬のことを考えていなければいけません。
しかし、私はどうにも仕事をしている間は仕事のこと、休憩に入ったら「やったー、休憩時間だーー! ご飯だーー!!」という感じで特に食前薬のことがすっ飛んでしまいがちです。
そのため、薬剤師さんに相談したところ、「この薬は10分前でもいいから必ず食前に飲んでください。食後じゃ無意味です。あっ、飲み忘れたら食後でもいいです」とよく分からないことを言われたので、忘れたときは食後に飲んでいます。無意味ですけど……。
- ポイント
- 服薬を忘れてしまったときにはどうするべきか、あらかじめ医師や薬剤師に確認しておくと安心です。
特に症状として集中力の低下がある場合は、新しい薬になるたび、事前に確認しておくことをおすすめします。私の経験になりますが、次の服薬と◯時間空いていれば飲んでもいいと言われることが多かったです。
②ご飯が食べられない
前述のとおり、食前の薬、食後の薬を食事ごとに飲んでいるのですが、食欲がなくて困ることが割とあります。
そこまで胃に負担のない薬なので、食事なしで飲んでもいいと言われたので飲んでいますが、確認するまでは週に6回分(2日分)ほど残ることもありました。
- ポイント
- 食事関連の薬は、食欲がないときにどうしたらいいのか確認しておきましょう。
特にうつ病などでは食欲が低下しがちなので、注意が必要です。こちらも私の経験ですが、お薬によって、少しでいいから胃に入れてくださいと言われるものや、普段の食事の時間になったら空腹のまま飲んでも大丈夫と言われるものがありました。
③栄養補助食品やビタミン剤が飲みたい
薬局の問診票に、「飲んでいるお薬はありますか?(市販のビタミン剤等も含む)」と書かれているものを見たことはないでしょうか。
これは、飲み合わせなどの問題が発生するための設問のようです。
よく聞く、グルコサミンやコンドロイチン、DHA、イソフラボンなどにも注意すべき疾患が存在します。
私の場合は、ビタミン剤を処方されているため、同様のビタミンが入っているものを飲んでしまうと、過剰摂取になってしまう恐れがあるため気をつけています。
- ポイント
- 栄養補助食品やサプリメントを飲んでいる場合は、忘れずに申告しておきましょう。
新たに飲み始めたい場合も、薬剤師に相談することをおすすめします。
まとめ
お薬は病気の治療のために必要なものですが、毎回しっかりと指示通りに服薬することは難しいこともあります。
指示から外れてしまった場合、どうするべきか事前に確認しておくことで、飲み忘れてしまったときなどの不安が軽減されるのではないかと思います。
質問事項は事前にメモするなどして、医師または薬剤師に確認することをおすすめします。
私も今回ブログに書いたのを機に、もう少しちゃんと服薬をがんばろうと思います!
- キセ
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - WEB担当