横浜オフィスの黒川です。
今回は、療育手帳B2をお持ちのA様の事例についてご紹介します。
A様はご家族が20歳の認定日時点で申請を行い、不支給となっていました。
その後、当社ご依頼となり事後重症請求で、基礎年金2級が決定となりました。
A様は福利厚生の手厚い会社に障害者雇用で就職されており、給与も他の同障害の方に比べ高額で、一般並でした。
当社では、就労に関する第三者からの申立書を添付し、日常生活の困難さや支援の様子を病歴に記載いたしました。
障害基礎年金の受給は決定しましたが、更新がなんと1年後でした。
通常は2~3年、知的障害等愛の手帳保持者であれば、3~4年が平均的な年数となっております。就労し安定しており標準報酬が高額の為かと案じておりました。
受給決定の翌年での更新で、当社でもお手伝いをさせていただきましたが、やはり給与・賞与は一般並であり、手厚いサポートもあり勤怠にも問題はございませんでした。
そこで、更新の際にも改めて「就労に関する第三者の申立書」をご準備させていただきました。
更新までの期間が1年と短かったこともあり、結果を心配しておりましたが、なんと! 永久認定の結果をお知らせいただきました。
ご本人もご家族様にも将来ご安心いただける結果となり、スタッフ一同で喜びを分かち合うことができました。
- 黒川
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス マネージャー- 社会保険労務士・社会福祉士・両立支援コーディネーター