横浜オフィスの黒川です。
先週の土曜日に横浜市内の就労移行支援事業所のイベントに参加させていただきました。
当社のご依頼者様が現在通所されており、お声をかけられました。
2日後に、年金診断書を主治医に依頼する診察日ということもあり、休憩時間に、事前に主治医にお伝えしていただきたいことや、資料の確認等をおこないました。
さて、イベントですが、これから通所をご検討されて見学にいらしている方もいらっしゃいました。
メインのテーマは「利用者さんの生の声」でした。
初めに「アイスブレイク」のクイズで、場の雰囲気がかなり和んでおりました。
私は、最初から最後までは参加しておりませんでしたが、司会、進行、アイスブレイククイズの発表者(パワーポイントを使用しての発表)すべて、支援員の方でなく、利用者さんでした。クイズの内容も、就労移行支援事業所や就労に関することでしたが、楽しく聞くことができました。
次に、グループになって、課題について各々意見を発表します。私もグルーに参加いたしました。人の意見を聞くときには3つの約束事がありました。
①相手の方を向く ②意見を遮らない ③聞く態度に気を付ける。
中には、「以前はみんなの前で話はできなかった。」「意見を言えなかったが、訓練で話せるようになった、」と率直なお話を伺うことができました。
私の方から、「通所して、自信がつくようになったとのお話ですが、こういうプログラムや、事業所への要望等はありますか」と質問させていただいたところ、皆様、かなり満足されて、「十分」との回答でした。
支援員の方が「毎週30分」面談をしています。とのことでした。そこで、しっかりヒヤリングされていることもあってのことだと感じました。
私の方で、年金を申請される方で、就労移行支援事業所、就労継続支援A型やB型に通所されていらっしゃる方に対して、支援員の方に意見書をお願いしたり、聞き取りをさせていただいております。ご依頼者の障害の特性をよりご理解いただいており、大変参考になります。
支援員の方は、就労への導きと、年金申請に関してもかなり協力的で、就労が決まったあとも定着支援としての仕事をされていらっしゃいます。
まさに、障害と就労の両立支援であることが実感できました。
- 黒川
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス マネージャー- 社会保険労務士・社会福祉士・両立支援コーディネーター